2011年12月23日(金)〜 2012年1月22日(日)
鉄工関係の小さな工場が数十軒並ぶ一角に 加藤さんの工房はあります。油のにおいと木くずの香りが混ざり合い なんだか不思議な環境でした。 道具を使ったら誰にも負けないという作り手になりたいと決意しやるからには一番を目指そうと 縁あって宮大工の親方のもとで修業。 親方は小柄だったけど いかつく見るからに職人のオーラを感じる人だった。腕の良い親方に付き 基本を叩き込まれた。
整理整頓された道具類のなかには 自作の道具も並びキレイにそして早く仕事をするには 八割が段取りと言い切る加藤さん。さあ始めますかと 手際よく準備が進み 一人黙々と作業を始める彼は様々な鑿(のみ)を使い分け すっきりとした完成品に近付けていく。
「継手」 「仕口」 などは釘を一本も使用せず神社仏閣は建てられる。「木組」などと言われる技法だ。自分が学んだ日本の最高技術を 日本の人々に知ってもらいたい その気持ちを強く持ち いつか世界に通じるものづくりができればと熱く語る。
民藝に詳しい方や 美術館の学芸員の方など 特に通の方を頷かせる仕事をする加藤さん。天井の高い空間にどう映えるか 楽しみです。 |